腐ハウスブログ

腐女子4人でシェアルームしてます。

腐ハウスの毎日とそれぞれの毎日

その舞台に女子が必要でなくなる日はいつの未来にやってくるのか

仕事が立て込んでいる間にEXOの東京ドームもBIGBANGの東京ドームも過ぎてしまったよ!!?もう11月が終わるよ…感想を書く機も逃してしまいました。

今年は多分もう予定はないだろうなあと思っているんですが(突然何かぶっこまれたらどうしよう…リリイベとかあんの…?)、そうすると今年のライブ納めはBIGBANGだったんだなあ、と思って去年を振り返ったら去年もBIGBANGでさらに一昨年もBIGBANGでした。意外とご縁がある。

BIGBANGのコンサートは、去年の手の込んだ360度舞台(しかし新曲は無い)に比べるとものすごくシンプルで、センターステージもすごいちっさいしバクステもないし、本当にメインステージでのパフォーマンス一本という感じがそれはそれで清清しい感じもした。
とにかく今年発表された新曲がたくさん披露されて、ライブで聴くとまたやっぱりいい曲だよなあ…!!と改めて思ったり。
私はテヤンさんのロマンチック野郎ぶりが結構すきなんですよ!しかし本当に歌がうまい…。あとこのタイミングで聴くピタカゲとかちょっと笑っちゃったけど正直言って次の女をもう見つけてんのはお前だろGD!!??て感じである。お前にだけは「リア充爆発しろ」とか言われたくない。

それにしても客層がもう全然「アイドル」って感じではなかった。私の隣も男女カップルだったし、とにかく男女二人連れ、男子同士とか男子の姿が多い多い。全体の3割、もしくは4割?が男子だった。
BIGBANGは少なくとも日本ではもうすっかり「アイドル」ではなくて「音楽好きなひとたちが見にいくオシャレでカッコいい音楽グループ」として認知されているようで、きっとKpopとか全然興味ないひともBIGBANGにだけはコンサート行ったりするんだろうし、アイドルには興味ないひともBIGBANGは見に来たりする、そういうグループなんだろうなあ、多分…。


EXOの東京ドームについては、もうとにかく明るい!楽しい!!の二言に尽きる感じがした。あと勢い。とにかく勢いを感じた。吹き抜ける豪風SHINeeの東京ドームコンサートの湿っぽさや重さに比べて、あくまでもワールドツアーの一貫として大人気なのでたまたま会場がドームになったんです~くらいの思い入れのなさ、軽やかでいいと思った。
思い返せばコンサートの一週間前でしたっけ?になって突然レイさん不参加のお知らせがあり、ふざけんなバカヤロウSMの嵐が吹き荒れたわけだけど、私も悲しかったけど、でもその嵐でさえ今のEXOは勢いで乗り切れるんだなあ、と感心した。や本当にね、こんな勢いが出せるグループなんてめったにないしもうないかもじゃん。

しかしまさかレイさんが今回の日本のコンサートを全不参加とは思ってなかった。多分中国のマネジメントとSMが連携できてなくて、中国のマネジメントのほうが意見を押し通せる強さを持ってるのかなあ、と私は考えてみるが実際のところはよく分からない。しかし最近のチャイナの芸能界で動く金はとんでもない額らしい。日本のドームよりもそっちをとったほうが多分「得になる」状態なのだろう、と思う。じゃなかったらわざわざ公演全欠席なんて損を出すはずがない。
コンサートの間に流れる映像でレイレイの姿が映ると会場から悲鳴が聞こえた。この映像に映っているということは、おそらく彼も本当に出演するつもりはあったし皆もそう思って準備してたんだろう、ということだけしか私には分からなかった。
これからレイさんはどうなるんだろうか。鹿さんやファンファンさんの中国での大変な活躍ぶりを見るとあまりにも眩しい。レイさんも順調に仕事が入っているようである。


SMはこれからアイドルじゃなくて「セレブリティ」を目指すらしい。セレブリティって一体何なんだろうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
ウィキペディアを読んでもさらによく分からないが、なんとなく「超有名で超金持ちな人々とその周辺にいる人々の集合体」ってイメージである。個人的に「セレブリティ」を名乗れるような「超」のつくお金持ちや有名人は、アメリカやヨーロッパの富裕な階層とスター、それから中華圏とかインドの度を越した金持ちやスター、てイメージがあるんですけどどうなんでしょう。とにかく何か超規格外の金持ちか有名人ていうイメージが…EXOの抜けた中華組見てると、チャイナの力…すごい…てなるじゃないですか…既に次元が違うというか…それこそセレブリティじゃないですか…!

とにかく脱アイドル、セレブ化したいなら握手会とかバージョン違いCDとかそういうセコい方法で一般人から集金するのは辞めろよと思う。一般人が払える額で会える人々なんてセレブじゃないんですよ!!!!!
一般人の払ったお金で支えられてるのはセレブじゃないんですよ!!!!!!一般人が何言ったってお金出さなくたって微動だにしないしなんなら一般人のほうからありがたがって近づいてくるのがセレブってもんだろ!?
ていうかセレブリティじゃなくてアーティストのほうがまだなる見込みがあると思う。
※ちなみにちなみに「セレブリティ」の語が韓国だとまた何か違うものを指しているのでは?というフォロワーさんもいらっしゃったのでますますイスマン先生の目指すセレブリティって何なのかわからないところである。

 


先日ぼーっとツイッター見てたら、KAT-TUNの田口さんというひとがグループを脱退しさらに事務所まで辞めるという話がぼっと出た。慌てて地上波を久しぶりにつけたが、全然違うジャニーズの誰かが画面で歌っていた。

いくらジャニーズのことをよく知らない私であっても、KAT-TUNは過去にも2名脱退したひとがいてさらにもうひとり!?残された3人はどうするの…!?とすぐに思うくらいには知識がある。
Kぽアイドル界隈にもすぐに飛び火して、TLはわりとお通夜ムードであった。いや考えちゃうよな。もし私がすきなアイドルが突然いなくなったらっていうの。
そのあと普段から見てるジャニヲタ界隈の有名な人々が次々といなくなったらしくて(一番の有名ジャニヲタあややさんは復帰したっぽい)、今までも恋愛とかなんとか色々あったけど今回の件は「アイドルファン」にとってそこまで衝撃が大きかったのか、と外からぼんやり思ったりした。


この前あったSHINeeのファンミーティングで流れた映像のなかで、ジョンヒョンさんが「SHINeeにならなくても音楽はやってたと思うけど、こういう形ではやってなかっただろうと思う」みたいなことを確か言ってた気がする。だろうなー、と思ったので記憶に残っている。
彼の最近のなんだかオシャレな感じ(感想の小並感!)のソロアルバムとかライブとかの話を見るにつけ、多分こういうのが彼が「やりたい」音楽なんだろうなあと思う。

彼でなくとも、他のメンバーも多かれ少なかれ、ていうかおよそ「アイドル」というものは大体、本来志向していなかったような音楽や活動形態を取ることになっていて、それに対する思いは本当にそれぞれだと思う。もちろんそもそもやりたくて始めたひともいるだろうしやってみたらすごくハマったというひともいるだろうので、「これがおれの天職や!!」てひとももちろんいるでしょうし、どんな形にせよ音楽(や演技や)が続けられてるならありがたい、と思うひともいるでしょうし、ちょっと、かなり、不本意なひともいるでしょう。「バンドやろーぜ!!」つって仲間と始めたグループと違ってあくまでも仕事のために一緒にやることになったグループだから、人間関係がうまくいかないということもあるだろう。(バンドやろーぜ!!つって集まった仲間であってもずっと一緒にはいられないことが多いので、この辺はあんまり関係ないのかもしれない)


「アイドル」を語る人のなかに「仕事なんだから」を持ち出すひとが結構多いような気がしているのだけども、多分「やりたいことをやりたいようにやれているわけじゃない」のがアイドルの前提とされているような気がする。だから「仕事」感が強いのかもしれない。
普通の、いわゆる「アーティスト」と呼ばれるひとたちは「仕事でやってる」というより「自分がやりたいからやってる」感がある。
後ろにプロデューサーがいて会社の企画があってそれにのっかってやっているという点では両者は同じなんだろうけど、決定的にそれらが違う感じがするのは、「ファンのため」の存在として仕立て上げられているかどうか、な気がする。

アーティストは「ファンのために音楽だのダンスだのやっているのではなくあくまでも本人の意志がそこにあってやってみたらそれを好むファンが自然発生する」、という感じ、アイドルは「まずファンがいてそのファンのために彼らは活動していて、音楽だのダンスだのがファンを満足させるツールとして存在する」という、あくまでも私のイメージの話だけど私はそう思っていて、それがアイドルとアーティストを分けるものだと思っている。歌やダンスのクオリティは関係なく、実際の本人の意志も関係なく、「そう見えるかどうか」という一点において。

「アイドル」は「顧客、あるいは会社のためにめっちゃ努力する社畜」なので、同じように「顧客、あるいは会社のためにめっちゃ努力する社畜」であることが全てのひとに求められている社会においては、我々一般人の共感をとっても呼ぶんだと思うんですよね。

「すきで始めた訳ではないけど、今ではこんなに応援してくれるひともたくさんいて、本当にありがたいと思っています、続けてきてよかったなと思っています、本当に皆さんをはじめ多くの方々のおかげです。これからもずっと続けていきたいです、皆さんありがとうございます!」

いやもう社畜の鏡じゃん。素晴らしすぎ。やりたくないことかもしれないけど、「仕事」としての価値が今では見出せているんですよ、しかもそれが「ファン(顧客)」のためおよび「会社(関係者のみなさま)」のため、なのね。いや本当に素晴らしすぎるわ!!!
すきでやれてる仕事を自分の思うようにやれてる人なんかこの社会にはごく一部を除いていないと思うんですけど、なんか「ああそうか、彼もそんな葛藤を持ちながらでもあんなに謙虚に頑張って、しかも私達のために、会社のために、あんなに謙虚にがんばっていたらいつの間にか自分もちゃんとハッピーになっているじゃないか!!私も明日も頑張ろう!!!」てなりますよね!

しかもほら我慢して耐えて仕事やってればそのうち「やりたいこともできるようになってくる」ストーリーってあるじゃないですか。まんま日本企業のサクセスストーリーもろだしの感じのやつ。若いうちは希望の部署にも配属されなくて不本意な仕事やらされて、でもやってみたらそのうちその仕事の「魅力」に気付いて、そのまま頑張ってたら中堅になったあたりでついに希望の部署に配属されてやっぱり努力は誰かが見ててくれて報われるんだなってなってよーしもっともっと会社のためにも頑張るぞー!!てなるやつ。
アイドルにもほんとにそれが当てはめられて考えられてる気がするのだ。SHINeeにしても「会社にも認められて段々やりたいこともやれるようになって…」みたいなのよく見かける。


んなわきゃないだろ、と思うのだ。だってSMエンタだぞ。
あのガメつい金儲けのことしかほぼ頭にないような会社(ときどきクリエイティブ)が、そんなアイドルの人格を認めて仕事任せてとかやるとわきゃないだろ、と思う。
多分ちょっとやりたいことっぽそうなことをやらせてあげてガス抜きして会社への恩義を感じさせるとかそういう類の話なんだろうと思う。
ちょっと飴を与えることで、これからもバリバリ社畜として働かせよう的な感じ。

当然それを「裏切る」ひともいる。もっと自分のやりたいことができるところへ「転職」するのだ。マトモに考えればそれが普通だと思うが、そもそもファンの私達自体が「仕事」にがんじがらめにされているので、「金払ってる分仕事を全うしてくれよ」みたいなブラック企業のなかのひとみたいなこと言いがちである。
アーティストと違って「ファンのため」に存在している、という前提があるのが「アイドル」なので、ファンを「裏切る」行為に対してついつい悲しみを表現したり怒ったりしてしまいがちだ。自分の感情もままならないよ本当に。

悲しんだり怒ったりすること自体を、悲しんだり怒ったりしない(しなくて済んでいる)立場のひとが「それってどうなの?過剰に期待しすぎじゃない?」って否定するのはちょっとなあ、断罪しすぎじゃない?って思ったりもする。
でもブラック企業だったら当然責められてしかるべき発言である。環境がブラックだからって社員が逃げたとしてそれに対して「ちゃんと仕事まっとうしろよ」って言うとかだいぶブラックでやばい。

 

SHINeeちゃんのファンミーティングの日、巷で噂のマジックマイクの続編を見た。
私は仰天してしまった。なぜかと言うと、ストリッパーの男子達が、「この仕事は素晴らしい、女子をもっと喜ばせたい、それがおれたちの仕事だ!!!!」ていうのを前面に押し出してきていたからである。
まじでか。そんなこと言ってもらっちゃっていいのか。

それはつまり、男子アイドルが女子ファンに向かって「皆が楽しくなってくれるのが本当に嬉しいです!!」て言うのと同じだ。
まじで?その仕事、世間というホモソーシャルな世界からは「女子どもに媚売ってるクソみたいな仕事」とかいって一段どころか二段三段下に見られる仕事なのに、「これは素晴らしい仕事だ!!もっと女子を喜ばせたい!!!」とか言ってくれちゃうわけ???その素晴らしいパフォーマンスの数々も、全て「女子を喜ばすため」と言って憚らないというわけ!!????

 

なんて恐ろしい言葉だろうかと思った。まるで麻薬のようだ。
私達を喜ばせてくれる仕事をしている人々が、「これはすきでやってるんです」ってやってくれるとかマジでやばくないか。嬉しすぎておかしくなりそうだ。そんなことだけは期待したらだめだと思っているが、期待しちゃってしまうようになってしまうけどそれやばくないかマジで。プロだけが乗るべきそのステージに、乗せられてぐるぐる回されたいとか思っちゃっていいのか、大丈夫なのか。
そんな本気で優しくされたら、もうそこから出られなくなってしまうではないか。だって外にはそういう優しさはないのだ。ここにしか、ないのだ。

 

そしてその後、なんかふわふわしたかわいい格好でふわふわしたかわいい歌とか歌ってくれるSHINeeを横浜で見た。
SHINeeちゃんたちはもちろんアイドルを「仕事」でやっているので、もしかしたら裏で「こんなクソみたいな音楽やってられっか、君がすきとかなんとか言ってられっか、まじクソだわはやくアイドルとか辞めてー、辞めてすきな音楽やりてー」とか言ってるかもしれん。もしかしたら「なんでこんな平日の昼間からこんなとこ来るクソブスとかババァ共に手とか振らなきゃいけないのか、まじでキモい、ていうか誕生日彼女と会えないとかマジ信じらんねーツアーとか死ねよマジで」などと思っているかもしれない。時々思うのだ、かもしれん、と。
本当は自分のすきな音楽をそれをわかるひと相手だけにやりたいと思っているかもしれないし、歌とかダンスとかやめて演技に専念したいと思ってるかもしれないし、芸能活動をやめて普通に結婚とかして暮らしたいと思ってるかもしれない。

でも、もし、「たくさんのファンが喜んでくれて嬉しい、この仕事は素晴らしい」と、本当に思ってくれているとしたら、と思う。
恐ろしいほど嬉しい。嬉しすぎて二度と現実に戻れない。だって自分がそんなに肯定されるなんてビックリありえない。私が彼らを応援することが、彼らにとっても本当に嬉しいことだとしたら、と考えるとあまりの脳内ドーパミンで死にそうになる。

 

本音を吐露できないひとを応援するとはなんて恐ろしい話だろうか。
せめて、本音ばかりは吐露できるような仕事であってほしいと思う。アイドル。つまり「アイドル」という「ファンのために存在する仕事」は多分なくなったほうがいい。将来的に。

 

でもそのためには、「ファンのために」と銘打たなくても、普通に暮らしていて、ファンとなる一般のひとがみんなそれなりにやりたいことができたり生活が充足したりしてひととして尊重できる空間が実現される必要があると思う。

「ファンのために」と銘打たなくても、ちゃんと尊重される社会にならなければ。アイドル空間においてはどんなファンにもちゃんと笑顔で手を振ったりすることが求められるのは、そういう空間でなければほかに誰も、ほかに誰も、そうやって例え表面上だとしても目一杯肯定してくれる場所がないからだ。普通に歩いてるだけでクソブスとか言われる世界だから、「みんな、ありがとう~!!」て言われるだけで嬉しくなっちゃうのだ。普段からちゃんとありがとうって言われてればそんなことわざわざ赤の他人のアイドルに求めたりしなくったって大丈夫ですよ。そもそもそういう社会が実現できてたら、「アイドル」だって裏でも「あのクソブス」とか、言わないから。そういう人間はそもそもアイドルとしてというより「人間として」駄目だから。でしょ??


仕事をやりたくなくなったら転職できて、結婚も恋も、やりたかったらやればいいし、公開したかったら公開すればいいし、公開したくなければ誰もそれを暴こうとせず隠し通せ、そして恋愛も結婚も、する気がなければ別にしなくてもいい、誰も「結婚できないと老後がさみしいよ」とか、そういうのも言わない、言われない、そういう社会がきたらいいと思う。
そうなった日には「アイドル」は完全に消滅できると思う。

でも道のりは遠そう。
果てしなく遠そう。