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腐ハウスブログ

腐女子4人でシェアルームしてます。

腐ハウスの毎日とそれぞれの毎日

何故私は韓流アイドルにハマったのか?

腐ハウスブログと銘打っておきながら韓流のことばかり書いてもうすぐ1年ともなろうというこのブログなんですが、先日私くるくるは「沼プレゼン会」というものに参加して来ました。

 
 
ことの発端はこのような案内ツイートがリツイートされてきたのを目にしたからで、ここにぶっこもうと思ったのは、「韓流は終わった」とか知った風に冷笑的に言われたりしている現状を、私もハマるまでは全然テレビとかでみかけなくなったし本当なのかなとかちょっと思っていたところがあって、違う!違うんだよ!勝手に終わらせた気になってるお前らの見えないところで熱く滾ってんだよ!とか言いたかった、のと、あと3月14、15日、SHINee初東京ドームコンサートをなんとしても成功とするためひとりでも多く布教したい、との個人的動機からでありました。
 
つって韓流ハマって1年の、音楽の素養なし韓国語もわからないというお前が何を語るねんと言われたらまさにその通りなのだが、せんよりしたがマシ!!!という謎の行動主義を片手に行ってまいりました。
 
で、まあその布教がうまくいったかはわからんのだが、それで資料とかつくりながら、なんで私は韓流アイドルにハマったのかなあとふと最初のところに立ち戻りました。
それで、せっかく2015年始まったばっかだし、何かこう振り返り的な意味も込め、何故私(我々)が韓流アイドルにハマったのかを、まとめておこうと思います。
 
 

1. 美しい、ダンスがうまい、歌がうまい

今更こっからか。
と各方面からツッコミが来そうである。実際もう非難轟々を覚悟(というほどしてないし読まれないと思うが)してここは書くつもりであるが、最初に韓流アイドルを見たとき、私達が雷に打たれたように思ったのは、まさにこれであった。
「歌がうまいよ そして美しいよ」
そもそも腐ハウスが韓流アイドルにハマった経緯はこちら

なのだが、このときの我々の盛り上がりたるやめちゃくちゃなものがあった。それはまさに未知との遭遇であった。
スタイルがいい。足がめちゃくちゃ長い。おっぱいでかい。顔小さい。ていうか顔かわいい。顔美しい。そしてダンスうまい!めちゃくちゃうまい!!!
 
これの衝撃たるやである。
私は思ったのだが、我々は「未熟なものを見てそれを愛でる、その成長を愛す」という物語に洗脳にされているのではないか。
日本のアイドルというと、AKB、ジャニーズというのがまあ普通に思い至るものなんだが、まあ贔屓目に見ても「素晴らしく美しく素晴らしく歌がうまく素晴らしくダンスがうまい」と手放しで褒めるにはまあ無理がある、というのはファンの皆さんだって思ってることだろう。
実際歌番組を見れば(そもそも日本には歌番組というものがもう随分と減ったが)、歌声は頼りなく音程は不安定で見ていてハラハラするしダンスも別に驚きびっくりというほどのことはない。
我々は、そういうものを「健気でかわいい」と思うように常にヤク漬け状態にされていたのではないか。
 
なんかこうゆうたら、噛めば噛むほど美味しいスルメがあるとする。このスルメはスルメとしては一級品かもしれんがとにかくスルメである。
我々は日々ひたすらスルメを噛み続けながら、「これがこの世で一番美味しい食べ物なんだよ」と言われ続けており、なんかまあそういうもんなのかなと思っていた。確かにまあ噛めば噛むほどうまいし、うまいし…?
韓流アイドルは、まさにそこに現れた霜降り牛肉ステーキだったのである!
牛肉ステーキを食った私は思った。
 
「びっっっっっくりするほど、うまい」
 
牛肉ステーキを食った私には最早、スルメが世界一美味しい食べ物だとは思えなくなった。私の今の感情としてはこんな感じである!!
スルメにはスルメのうまさがある。そんなことは百も承知である。
しかし、霜降り牛肉ステーキを食ったことなしに、スルメが世界一美味しい食べ物だと思っているとしたらそれは多分洗脳である。
霜降り牛肉ステーキだってカロリーの問題とか食い続けたら飽きるとか色々あるかもだが、言いたいことはつまり、我々はスルメのみを食しスルメのみを礼賛していたのではないか、ということである。
霜降り牛肉ステーキはうまいんだよ!!肉はうまい!!!肉とスルメのうまさは別次元の問題としても、やっぱ肉はうまいんだよ!!!
 
練習生(ジャニーズのジュニアみたいなもん)の頃から歌やダンスその他しばきあげられてきた彼らは、デビューした当時から歌もダンスも素晴らしくレベルが高い。整形さえ厭わないその美しさへの努力も並大抵のものではない。
もちろんそれらがそれはそれとしての闇の深さを抱えていることは歴の浅い私にだってわかる。10代の若い男女を巻き込む剥き出しのルッキズムと競争社会の殺伐とした世界がそこにあることは誰だってすぐに分かる。
 
AKBやジャニーズをみれば、彼らは歌も踊りもおぼつかないし特別外見が美しいかというとそうでもない。しかし、「そういうものを楽しむのではない」とよく言われる。歌やダンスのうまさや外見の美しさといった「表層的」なものではなく、彼らの内面や努力、背負うストーリーを見れば、彼らの「本当の良さ」がわかる、というものである。だから、歌やダンスや外見という「表層」で立ち止まってはいけない、と。
「そういうものか」と私は思っていた。そして、彼らのおぼつかないパフォーマンスを見て「これをいいと思えない私は彼らについての理解やアイドルという者に対する『センス』が欠落しているのだな」と思っていた。彼らの歌やダンスを愛せないのは見る側に欠落があると思っていた。
 
しかし韓流アイドルを最初にみたとき、私達は思ったのである。
「今まで見てきたものはなんだったのか」と。
私は本当は求めていたのである。歌がべらぼうにうまくダンスがめちゃくちゃうまくそしてスタイルがよく美しい「表層」を。それに私ははっきりと気付いた。
私ははっきりと思った。私はスルメばっか食わされていた。私は本当に食べたかったのは肉だったのである。私は肉を求めていたのだ!例えそれが貧相な味覚と思われてもだ。だって肉はうまい!!歌がうまくてダンスがうまくて彼らの内面とか名前さえようわからんくてもとにかくすごい!!と思える「表層」を私は求めていたのである!
 

2.ピコピコ音楽

日本でピコピコ音楽といえばもう中田ヤスタカ一択である。


[MV] Perfume 「Magic of Love」 - YouTube


きゃりーぱみゅぱみゅ - ゆめのはじまりんりん , kyary pamyu pamyu - Yumeno Hajima ...

私は韓流にハマる前は本当に音楽を聞かずとも全然生きていける人間だった。聴いていたのはタイガーアンドバニーのアニソンおよびロードオブザリングのサントラくらいである。別になくてもよかった。邦楽も流行のものは喫茶店等で耳にすることがあるくらい、洋楽はほぼ聴いたことがない。

それくらい音楽に興味がなくても生きていける人間である私にとってピコピコ音楽といえば中田ヤスタカ一択であった。そんで、結構かわいいなと思っていたけども、別にじゃあ別のピコピコ音楽を探してみようとか、それとは別になんか邦楽バンドのいいのを探してみようとかいう気持にはならなかった。音楽に対してそれほどの興味もやる気も起こらない人間であったからである。

 

こんな私が、韓流アイドルの曲を聴いたとき、「なんこれすげーいい」と思った。

韓流アイドルの曲は全体的にピコピコ音楽でいわゆる「バンド音楽」はあんまり見かけない。ちなみにドルヲタではないいわゆる「一般人」の韓国の皆さんがどんな音楽を聴いてるのかは私にはまったく分からんのが現状である。なんしろ日本の音楽界にもあまり興味がなく知らない。日本のいわゆる「一般人」の皆さんが何を聴いているかも知らない。セカイノオワリ的なやつか?何度も言うが私は「音楽」そのものにはあまり興味がないのである。

そういう音楽オンチの私のような人間に、スコーーーンと「アイドル音楽」という体で素晴らしくクオリティの高い音楽を届けてくれるというのがすごいと思った。

日本だと「アイドル楽曲」というのは「楽曲それ自体のクオリティを求めるものではない」というのがそもそも前提にあるように思う。聴いて楽しい音楽、一緒に歌える音楽、なじみやすくキャッチーな歌詞とメロディ。

それが悪いとは言わないしコンサートではそういう音楽の方が観客が一緒になって盛り上がれるということは私も分かったのだが(SHINeeが日本で出す曲は大体ジャニーズを意識したダサかわ路線になっており、何故本国のカッコよさを出せばいいものをわざわざ変えるのだ…と思うことも多いが、コンサートだとそういうダサかわアイドルソングは重宝するということが分かった)、しかしなんつうか、私は韓流アイドルの曲を聴いて思うのは「どれもオシャレで格好いい」ということである。

日本のアイドルの曲を聴いて、「オシャレで格好いい」と思ったことは一度もない。いや探せばそういう音楽もあるのかもしれない。あるのかもしれないが、私のようなほんの時たまテレビでみかけるようなくらいの人間にはそこまで吸引力のある曲は見えなかった。そしてアイドルじゃなくて「オシャレで格好いい」曲はいくらでもあるのかもしれない。でもそれを探しに行くほどの情熱はない。

こういう音楽オンチに、高クオリティな音楽をガンガン届けてくれるというのは、かなり有り難いことなのである。


EXO_으르렁 (Growl)_Music Video (Korean ver.) - YouTube


에프엑스_Electric Shock_Music Video - YouTube

しかもその音楽がピコピコ音楽である。ピコピコ音楽といえば中田ヤスタカしか知らなかった私にはだいぶ衝撃であった。ピコピコ音楽ってPerfume以外にもこんなにあったのか!!的な。

もちろんそりゃあるだろう。めちゃくちゃいっぱいあるだろう世界中に。ただ問題は、私のような音楽オンチが、簡単に手に届くところに、ピコピコ音楽がたくさんあるかどうか、ということだ。「アイドルが歌う」というアクセスのよさ。そうでない場所で歌われても私は多分探しに行くことをしない。

 

3.「アイドル」と呼ばれるものの広さ

多分日本だったらV系になってただろうな、とか、日本だったらバンドはイケメンじゃないしなとか、ヒップホップなんて「アイドル」ってくくられなかったら聴かなかっただろうな、というのがある。

でも韓流では全部「アイドル」枠に何故かなっているので、前項にも通じるが、私のような者にも「アクセスがいい」のである。


빅스(VIXX) - 저주인형 (VOODOO DOLL) Official Music ...

本気で厨二路線を爆走してて日本だったら多分V系になってたんだろうけども…


CNBLUE - Radio - YouTube

全員がイケメンのバンドってどういうこと?


블락비(Block B) _ Very Good _ Official MV - YouTube

全員ちょっとかわいいのでヲタでも入りやすい


GD X TAEYANG - GOOD BOY M/V - YouTube

GDとテヤン氏でなかったら多分聴かないと思うこういう種類の音楽。

「アイドル」とくくってしまうことである意味敷居は低くなり、その分また「アイドルだから」ということで受ける謂れのない中傷的なものもあるだろう、というのは多分日本でも韓国でも一緒だが。

そもそも「アイドル」というものに対するこの「ちょっと下に見ていい」感じって何なんだろうか。私は、とりあえず日本のなかにおいては、アイドルって明らかに「見下されている」と感じる。

ジャニーズの男の子達があんなに一生懸命に私達に向かって手を振ってくれたり「ありがとう」って言ってくれたりするのに、そういう彼らへの視線は常に冷たさを含んでいる。

多分日本における「女こども」への視線の冷たさとそれは連動していて、「女こども」が好むようなものは「男が好むものじゃない」、暗に一段下のものだと思われている。「スイーツw」とかね。だから、「女こども」に人気のある「イケメン」はそれだけでホモソーシャルのなかでは一段劣った存在と見られるし、さらにアイドルなんていう「女こども」を喜ばせようと「媚びる」ともなればもうホモソのなかでの地位はダダ下がりだ。だからこそここにおいては「男子アイドル」というのは尊い存在なのだが。多分東アジアで「アイドル」が隆盛するのはそういう社会の空気と関係があるのだろう。

韓国でも男子アイドルの曲は一般人は聴かない、という話を耳にした。それがジャニーズの男の子達が晒されている視線ともし同じような種類のものからくるのだとしたら悲しいと思う。

 

4.適度な外部性

これは存外にでかいのではないかと思う。

韓流アイドルというのは「韓国のアイドル」である。彼らは外から日本に「やってくる」ものである。

これが意外と距離感として居心地がいいのではないかと私は思うのである。

私達はたとえどれほどファンであってもやっぱり「外部」のファンであって、「ホーム」にはなりえない。それは寂しいことでもあるが、しかし同時に適度な「責任の無さ」を与えてくれる気がする。

そして日本のアイドルに比べて「微妙に開けている」というのがポイントで、そもそも日本のファン自体が「海外のファン」になるわけだし、その他中国やら東南アジアにもファンがいて、日本の中で例えばマナーがどうのこうのとかいってもそれはあくまでも「ローカル」は話に過ぎずに終わったりする。そういうところは妙な解放感がある。

また、韓国語が堪能なのでない限りは、例えば私のようなギリギリハングルがちょい読める程度、という人間にとっては言語の壁、文化の壁がある。それもまた、壁ではあるがクッションでもあると私は感じている。所詮彼らの言っている言葉は分からないし、彼らの出ているテレビ番組を網羅することもできないしイベントに行くこともできない。

でもそれでいいと思う。それくらいでちょうどいいような気もする。全部日本語で全部日本でやってたら行けなかったりしたらすごく悔しかったりするし全部網羅したくなるけど、できないなら仕方ない、みたいな。これは自分へのいい訳として便利である。「わからんものはわからん」というくらいの諦め基準。

 

 

振り返ってみるとまあこの一年で分かったのってこんなもんだったかなーと思う。

何故今までアイドルのアの字もなく二次元アニメにしか私は萌えられないんだよーとか言ってたのに本当人間ってどこで落とし穴にハマるか分かんないもんですよね。

まあもうひとつ要因を挙げるとすれば、私は大学で東洋史を勉強したりしていたんですが、もともと「興味がある」というのはあるかもしれません。まあこの辺も色々なんでしょうが。大学のとき勉強したことがここにきて時々ほんの少しだけ役に立つこともあり、ちょっと嬉しい気もしたり。

そんな訳で2015年もSHINeeちゃんを中心に楽しくやっていきたいと思います。

 

SHINeeちゃん尊すぎかよ……(吐血

 

ところで、昔「腐女子はみな最後には三次元に辿り着くのだよ」というよく分からない都市伝説みたいなものを聞いたことがあったんですが、気がつくと「絶対に三次元にはハマらない」と豪語していた私を含め、周辺地域が宝塚とか洋画とか三次元にハマってて震えた。

都市伝説、マジか。